一気にBlueskyの投稿を消して新しいスタートを切るには
タイムラインを見返して「この投稿はもう自分らしくない」と感じたことはありませんか? ブランドを刷新したり、新しい職務に向けて印象を整えたり、気持ちを切り替えたいときに過去投稿をまとめて処理したくなる瞬間があります。しかし数ヶ月、数年分の投稿を1件ずつ削除していては現実的ではありません。
Blueskyには「すべて選択して削除」する標準機能がなく、手作業か不安定なスクリプトに頼るしかありません。そこで開発したのがBskyDelete。投稿を見直し、条件で絞り込み、一度に削除できる専用ダッシュボードです。アカウントを保護しながらクリーンアップを進められます。
Blueskyで一括削除が難しい理由
- Webアプリが提供する削除ボタンは個別投稿用のみ。
- 単純なスクリプトはレート制限に引っかかり途中で止まりがち。
- ATProto APIは期限付きのセッションキーを定期更新する必要がある。
- 手作業では時間がかかり、消し忘れが必ず出てしまう。
削除前に準備しておきたいこと
- 残しておきたい投稿は事前にエクスポートし、アーカイブを確保する。
- 再利用したいタイムスタンプやハッシュタグ、返信スレッドをメモしておく。
- 有効なBlueskyセッションとアプリパスワードを用意する。
- リポストや返信、引用ポストも削除するかどうか方針を決めておく。
BskyDeleteで投稿を一度に削除する手順
- https://bskydelete.com/ にサインインし、Blueskyハンドルを接続します。
- 「Posts」ワークスペースを開き、「Search」で投稿全件を読み込みます。
- キーワードや日付、エンゲージメント閾値などのフィルターを適用します(Proユーザーはいいね数・リポスト数・返信数・ハッシュタグ・メンションでも絞り込み可能)。
- チェックボックスまたは「Select All」を使って削除対象の投稿を選択します。
- Delete ボタンを押して一括削除を実行。BskyDeleteがレート制限を自動で調整します。
処理状況はリアルタイムで確認でき、必要に応じて読み込みを一時停止したり、選択した投稿をCSVに書き出して保管(Pro機能)したりできます。
クリーンアップ後の運用ヒント
- 新しい投稿が溜まりすぎないように、Postsワークスペースを定期的に巡回する。
- エンゲージメント指標で評価し、高パフォーマンス投稿は残すなど高度フィルター(Pro機能)を活用する。
- 削除する前に重要な投稿はCSV出力してバックアップを確保する。
- いいねやリポストも公開情報なので、専用ワークスペースで同様に整理する。
今日からリフレッシュ
タイムラインは「今のあなた」を映すキャンバスです。BskyDeleteで最初の一括削除を実行してBlueskyの存在感をリセットし、これからのステージに合う情報発信を始めましょう。